~Tsukushi~
う…ん…
うわぁ…頭痛い…
「牧野、起きた?」
ん?
あれ!?
は、花沢類///
「牧野、大丈夫?」
あっ…そんな
顔近すぎ///
イタタタ…
「プッ!牧野飲みすぎ」
はぁ~そういえば
滋さんに進められるまま、グビグビと飲んじゃって…
「ごめんね、花沢類…」
「クククッ、薬飲んで温泉入ろ」
「う、うん」
花沢類がフランスに行っちゃうまで、あと少ししかないのに
あたしってホント…はぁ~
「はい、牧野、薬」
「あ、ありがと、花沢類」
コンコン
「つくし!温泉入ろ♪」
滋さん…朝からスペシャル元気で…
ちょっと頭に響くんですけど…
「フフッ!先輩、二日酔いですか?」
見ればわかるでしょ、桜子
「つくし、大丈夫?」
優紀は優しいねぇ~
イタタタ…
「うん、今薬飲んだから大丈夫」
「「よぉ!」」
うわぁ~~~!!!
ウォッ!
あ、頭がガンガンする…
「に、西門!美作!い、いきなり耳元で…イタタタ」
「ハハハッ!やっぱりな」
「絶対二日酔いだと思ったよ、ハハハッ!」
2人とも後で覚えとけぇ~!!!
「ククッ、少しは良くなるから、みんなで温泉に入ってくれば?」
「つくし、行こ!」
う~ん、そうだね
少し落ち着いてきたし
「うん、じゃ~入ってくる」
「じゃ~俺らも行こうぜ、類」
薬と温泉のお陰でなんかすっきり!
朝からこんな豪華な食事が出来るし、フフッ!
美味しい~♪
「牧野、お前さっきまで二日酔いだったよな?」
「うん、そうだけど?」
「よく朝からそんな食えるな」
「だって美味しいんだもん♪」
エッ!?
ななななに???
みんな呆れた顔しちゃって…
ほ、ほら
滋さんだって沢山食べてるでしょ
み、みんなも朝はきちんと食べないと…
「クククッ、牧野、気にしないで沢山食べな」
「う、うん」
「そういえばさっき、父さんから電話があって、牧野と夕食一緒にしたから邸に来てだってさ」
ウゲッ!
ゴホゴホ
は、花沢類のお父様が?
「つくし、大丈夫?はい、水」
「あ、ありがと、優紀」
な、なんで???
「夕食も美味しい料理が食べれるよ、良かったね、牧野」
嬉しい~♪
って
そ、そうじゃない!
料理は嬉しいけど、お父様と食事なんて…
何を言われるのかな…
「大丈夫だよ、牧野」
「もしかしてホント婚約とかぁ~♪」
「し、滋さん///それはホントないから」
「類はなんか知ってるのか?」
「ん~どうだろ、多分かな?ククッ、牧野、そんな目をしたって教えないよ」
花沢類のケチ!!!
はぁ~
花沢類の口ぶりからすると、絶対に何か話があるんだろうな
どうしよう、すっごく緊張する…