ホント花沢類は何をやらせても出来ちゃうんだよね…
最後の一本は花沢類のお陰で最後まで出来たけど
よく考えてみたら、小さい頃から結構線香花火やってるけど、は、初めてかもしれない…最後までもったの
「クククッ、初めてなんだ。良かったね、牧野」
「ゲッ!もしかしてまた…」
「うん」
うわぁ…
またやっちゃった///
「ねぇ~牧野」
「な、なに///花沢類」
「今回は俺もこんなに早く帰って来れるとは思ってなかったんだけど、今度はしばらく帰って来れないと思う」
そ、そうだよね…
また離ればなれになっちゃうんだよね…
「は、花沢類、あたしは大丈夫だから…」
まったく牧野は…そんな顔したら離れたくなくなるでしょ
「牧野、ごめんね。ありがと」
「フフフッ、花沢類、それあたしのセリフだよ!」
クククッ
ホント表情がコロコロ変わって面白い、牧野
「ななな///なに見てるの?」
「牧野、すっごく可愛い」
エッ!?
あっ…///
う…うんん…
「牧野、大好きだよ。今日はずっと離さないからね」
ピピピピピッ!
「花沢…類…携帯鳴ってる…」
ピピピピピッ!
ピッ!
『誰?』
『って類か、それ牧野の携帯だぞ。類、なんで自分の携帯でないんだよ』
『マナーモードだから…総二郎なに?』
『なにって、今日帰国すんだろ、類。今ドコにいんだよ』
『鴨川のホテル』
『はぁ!?何で、んなトコいんだよ、もしかしてそっから空港に行くのか?何時の便なんだ?』
『12時の便…でも別に来なくてもいいよ、牧野がいればいいから』
『ったく、友達がいのないヤツだな。一晩中一緒だったんだから、もういいだろ。じゃ~空港に行くから後でな』
そういえば司は何時に行くんだろ
プライベートジェットだから空港で会う事もないか
って司…
どんだけ電話かけまくってるの…
俺の携帯の着信履歴、司ばっかりなんだけど…
「花沢類…おはよ…なんかさっき電話鳴ってなかったっけ?」
チュッ!
「牧野、おはよ。総二郎からあったよ」
「うわわわ///」
クククッ、朝から可愛い
「は、花沢類///そ、そういえば今日、何時の便なの?」
「12時」
ヘッ!?
や、やだ…早く支度しないと
「クククッ、牧野、先にシャワー浴びといで、ルームサービスで朝食頼んでおくから」
「あっ、ありがと///」